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池波正太郎に学ぶ「クリエイティブの秘密」と「からだの感覚」の関係性

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元気な新生徒の登場

平山登先生による「ビジネス偉人伝」講義、今回は、いつもの千野根さんに代わって新生徒さんが参加することになりました。


3人の時代小説ヒーローを生んだ男

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「学校外」の学び


イメージを「からだ」に貯める

ほげほげ

数多くあるエッセイ

「私ども、時代小説を書く者が、何かにつけて京都や金沢へ出かけるのは、むかしをなつかしむこともないではないが、自分の仕事の上にも、いまのうちにできるだけ、江戸のイメージをかためておきたいからなのだ。」
『散歩のときに何か食べたくなって』(新潮社)
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「うす汗をにじませた真剣な姿を、私は、いまも忘れない。上手下手を超越したものであった。(これこそ、真の大名芸)だと、私は感じ入った。この時のイメージを何とか小説に書きたいとおもいながら、まだ、果たせていない。」『私の歳月』(講談社文庫)

「からだ」の感覚を磨く

※旋盤工(せんばんこう):特殊な機械を操作して、金属の加工を行い部品などを製造する技術者のこと

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「或日。突然に、ぱっとわかった。図面が読めるようになり、機械が手足のようにうごいてくれはじめた。」

「それまでに私は、そうした経験をしたことが一度もなかった。自分で手と躰で苦しみながら物を造りあげるという体験が、ほとんどなかったといってよい。」『日曜日の万年筆』(新潮社文庫)

「私にとっては、躰の感覚だけが、たよりなのだ。物をつくるという手順を、感覚で躰におぼえこませたことが、いまの私の仕事の基盤になっている。」 『日曜日の万年筆』(新潮社文庫)



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