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Channel: サイボウズ式
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手紙社が企画作りで絶対にやらないことは「安易な多数決」「ここで決まった方が楽、という妥協」

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本音で話しあうこと。

一見当たり前に思えますが、会社において、チームにおいて、これは非常に難しいことだったりします。どうすれば、メンバー同士で本音を出し合い、より良いものを生み出すことができるのでしょうか?

年間約6万人を動員するイベント「東京蚤の市」をはじめ、「布博(ぬのはく)」「GOOD FOOD MARKET」「もみじ市」などを企画・運営する株式会社手紙社さんのチームワークから、そのヒントを探ります。

自分たちが「ワクワクする」と感じたことを形にする

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今回取材をした場所は、柴崎駅から約1分の場所にある「手紙舎 2nd STORY」。カフェの隣には、紙ものやテキスタイルの雑貨・食料品などの販売スペースが併設されている

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鳥田千春(とりた・ちはる)さん。もともと別会社で販売業務に携わっていたが、「自分が本当にいいと感じたものを発信する仕事がしたい」という想いから、株式会社手紙社に入社。現在は、同社で美術制作部のリーダーと、テキスタイルなど布にかかわる作家の合同展示販売展「布博」のリーダーを務める

「本当は物足りないな」と思う気持ちに嘘をつかず、「違和感を残さない」チームになる

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2016年5月に開催された「東京蚤の市」の様子。企画チームが全国から選りすぐった古道具店や古書店など、約200組の出店者がつどう。出店者の募集を一般からは受け付けないという「こだわり」が、手紙社さんならではの雰囲気を生みだしている。場内ではライブやワークショップなども同時に開催される

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小池伊欧里(こいけ・いおり)さん。蚤の市プロジェクト(東京蚤の市・関西蚤の市)のリーダーを務める。それ以外にも、さまざまなジャンルの一流の作り手が揃い、商品をその場でオーダーメイドできる「オーダーメイドの日」など、新しいイベントの企画も担当する

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毎回力が入れられている「東京蚤の市」のメインビジュアル。イベントが終わるころには、編集部で「次回のビジュアルをどうしようか」という会話がされるそう


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