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「長時間労働はカッコ悪い」、アクセンチュアはどうやって社内カルチャーを変えたのか?

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「外資系コンサルティング会社」と聞くと、「昼夜問わずめちゃくちゃ働く」「人間関係がドライ」というイメージを持つ方がまだまだ多いのでは? そんな先入観を吹き飛ばしてくれるのが、ここ最近のアクセンチュア。1人ひとりの社員が、ライフステージに合わせて働けるよう、育休取得や時短勤務を含めた先進的な「働き方改革」を推進しています。これについて、ご自身も1年間の育児休暇を取得された経験を持つ新卒採用チームリードの佐藤優介さんに、サイボウズ人事部マネージャーの青野誠がお話を伺ってきました。前後編でお届けします。

企業のためより、「個人にフォーカスした人事制度」が求められるようになる

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佐藤優介さん。早稲田大学政治経済学部卒業。大学1年時には大手商社でインターンを行い、2年時にはベンチャー企業でインターン生として新規事業を立ち上げる。大学3年時には共同創業し、取締役として1年半会社経営に携わる。卒業と同時に2007年にアクセンチュアへ入社し、戦略コンサルタントとして活躍。また、仕事の傍ら2008年に高校生・大学生向けのキャリア教育支援団体「NPO法人JUKE」を創業。2012年の娘の誕生によりNPOの代表を後進に譲り、その後1年間の育児休暇を取得。子育てをしている中で「人材育成に関わりたい」という思いが強くなり、職場復帰時に人事部に異動。現在は新卒採用チームリード(新卒採用責任者)として仕事に邁進している

学生起業は3回失敗。アクセンチュアだけが応募を認めてくれた

育休を取って、妻に「子育てを一緒に頑張ったから夫婦でギャップがなくてすごく楽」と言ってもらえた

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アクセンチュアの「7人7色のキャリア」

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青野 誠。サイボウズ株式会社 人事部 マネージャー。早稲田大学理工学部卒業後、2006年にサイボウズに入社。営業やマーケティングを経験後に人事部へ。採用・育成・制度作りに携わる

「長時間労働がカッコいい」から「カッコ悪い」へ

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※1 最近アクセンチュアでは短日短時間勤務制度を導入。週20時間以上であれば、例えば週4日、1日5時間というように勤務時間を決められ、育児・介護と仕事をコンサルタントが両立することも可能。在宅勤務についても、一定の条件下はあるが今年より適用対象が全社員に。

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サイボウズの9つの「選択型人事制度

ボランティアやプロボノで得た経験は本業にも活きる

※2 各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動。

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アクセンチュアの女性社員に関する数字推移

後編につづく。 文:荒濱 一/写真: 内田 明人/編集:小原 弓佳


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