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「勤務時間にプライベートの話をする」なんて、言語道断だと思ってた

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働きやすい会社のヘンなところ

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第5話は、会社でプライベートを共有する文化のお話です。

第5話:「勤務時間にプライベートの話をする」なんて、言語道断だと思っていたけど……

細野さんは昨日のイベントのライトニングトークが面白かったと田中さんに話しかける。しかし、元気のない田中さんを見て悪いことでもあったのかと心配になる細野さん 篠原さんに聞いてみると田中さんはライトニングトークの一人目だったが、途中でイベントを抜け出して居酒屋で酔いつぶれていたらしい。失敗して落ち込んでいる田中さんの傷口をえぐってしまった、と反省する細野さん 篠原さんは、田中さんは最近悪いことが重なっていたのでライトニングトークの結果で落ち込んでいるとは限らないと、細野さんに教える。篠原さんがあまりに田中さんに詳しいので、二人は付き合っているのではないか怪しむ細野さん。そこで、篠原さんは仕事や仕事以外のこと書き込んで共有する「分報」の存在を知らせる 会社のツールでもプライベートを共有すると相互理解が深まりコミュニケーションの活性化に効果的だと教える篠原さん。細野さんは前の職場だと絶対に怒られていた、と関心する 実際に細野さんも「きょうやらかしちゃいました」と書き込んでみることに。すると、帰りにいろんな人に声をかけてもらい、仲間の暖かさに触れられた細野さんであった

「プライベートは仕事に関係ない」なんてことはない

サイボウズには、「分報(ふんほう)」という文化があります。社内の情報共有ツールの中に、ふとした気づきや体調のこと、プライベートで起きた出来事などについて気軽につぶやけるTwitterのような場所があるのです。 一見「プライベートの話を仕事中にするなんて……」と思われるかもしれませんが、実はこのことが、チームメンバーの相互理解につながったり、思わぬアイデアが生まれる要因になったりしています。 「今業務でこんなことに困っています」とつぶやくと、意図せずほかの部署の人が助けてくれる。「今日は朝から頭痛がします」「今日は生理です」という情報を知るだけで、その人にちょっと優しくなれる──。 「プライベートなんて仕事に関係ない」と排除してしまうのではなく、なんでも気軽に話せる場所を用意することで、社内のコミュニケーションは少しずつよくなっていくのかもしれません。 (つづく) マンガ:山里將樹 企画編集:明石悠佳
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