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「会議で発言しない人に価値はない」は時代遅れ?──時間をかけて考える僕が見つけた、会議との向き合い方

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働きやすい会社のヘンなところ

「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。

そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。

「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……? 

そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第10話は、サイボウズでの会議に関するお話です。

第10話:「また会議で発言できなかった……」とモジモジしていたら

とあるのオフィスにて、どんよりした様子の細野さん。苦手としているアイデア出しの会議を控え、憂鬱な気分だそう。 周りのメンバーが優秀すぎて話の展開についていけず、発言できずに終わるのが悩みだそう。そしてその度に、前職のパワハラ上司の「発言しないヤツはいる価値なし!」という言葉が蘇るとのこと。 そんな細野さんに、サイボウズのアイディア出しは「会議後」でも出来るよ、篠原さんからアドバイスがある。瞬発力に自信がなく、リアルタイムでは思うように発言できない人でも、オンラインで発言をする場があることによってチームに貢献できるのだそう。 細野さんはもともとじっくりアイディアを考える方が向いているのでは?と提案の上、無理せず自分が参加しやすい方法で貢献すればいいと伝える篠原さん。 その後会議に挑み、案の定発言できずに終わった細野さん。しかし、その後オンラインの書き込みで意見を出し、周りのチームメンバーからも感謝される。「これでいいんだ」と安堵の涙を流す細野さんの絵で完結。<

発言できる「場」が増えれば、もっと一人ひとりの特性が活きるかも

サイボウズでは、会議のようなリアルタイムの同期型コミュニケーションと、時間をずらしてやり取りを続けられる非同期型のコミュニケーションが組み合わさっています。後者はキントーンなどの文字でやり取りできるツール上で行われています。 そのため、細野さんのように瞬発力に自信がなく、リアルタイムでは思うように発言できない人でも、オンラインで発言をする場があることによってチームに貢献できるのです。「その後いろいろ考えたのですが……」といった枕詞から大切な視点がみつかることも、たくさんあります。 このように、それぞれの人が心地いいコミュニケーション手段で議論に参加できる環境は、多様な個性を重視したチームづくりへの第一歩になるかもしれません。
マンガ:山里將樹 企画編集:今井豪人/高橋団
命がけで会議の資料をつくったら「それいります?」と言われた話
研修や勉強会をオンラインで実況したら、学習速度が段違いだった話
「転職先、会話が少なくて寂しい……」と思いきや、オンラインがにぎやかだった

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