「ともに理想に向かうワクワク感」は、株主への利益還元になりますか? 株主会議で考えた
株式会社では、利益の一部を配当金として株主に還元します。そのため、株主にとって重要なのは企業が利益を出すこと。しかし、企業と株主のかかわり方も時代とともに変わっていくかもしれません。 2021年2月27日に開催された「株主会議 2021...
View Article働き方改革は教員のためだけではない──「定時上がり」をITで実現した小学校の本当の狙い
1874年に創立された埼玉大学教育学部附属小学校。一般の公立小学校と同様の児童指導に加え、教育実習生の受け入れや実験・研究の実施、地域学校への協力なども行う 目の前の子どもたちや将来の教育現場を考えたら、学校の働き方改革は必須 多田...
View Articleどんなに知識があっても「知恵」は身につきません──知恵は持つものではなく使うものなんです
わたしたちは毎日、数多くの問題に直面します。問題を対処し、前進するうえでもっとも大切なのが「知恵」です。 ところで、「知識」と「知恵」にはどのような違いがあるのでしょうか? そして「知恵」を身につけるためにはどうすればよいのでしょうか。 そこで、社会文化的要因と知恵の関係性を研究しているイゴール・グロスマンさんに、サイボウズ式編集部のアレックスが聞きました。...
View Article地方移住で「1人でも多くの人の役に立つ」という強迫観念を捨てたら、本当に役立ちたい相手が見えた──岡山史興
東京にいた時のように「これがダメでも次がある」ではなくなった 榮田 岡山さんは、富山に生活の拠点を移した後も、仕事の軸足は東京に置いていたんですよね。 岡山 はい。東京にはクライアントがたくさんいましたし、おもしろそうな案件があればどんどん首を突っ込んでいました。 榮田 それなのに、新型コロナウイルスの影響で東京に行ける機会が限られてしまったわけですよね。仕事への影響は大きそうですが……。 岡山...
View Article「あなたはどうしたい?」テクノロジーが発展した世界で問われるのは、文系か理系かよりも、主観を持てるか――高橋祥子×青野慶久
あなたは文系ですか、理系ですか? 日本の教育で長く使われてきた文系/理系という分類。高校の文理選択では、その後の進学や就職にかかわることもあり、頭を悩ませた人も多いはず。 その悩みは、社会人になってからもつきまといます。最近では「文系の仕事はAIに奪われてしまう」「DX(デジタルトランスフォーメーション)推進のために、理系人材が求められる」などテクノロジーの発展により、「理系」優位のイメージも。...
View Article「わたしたちは必要とされていない?」──組織改革への反発。オルビスHR部長は社員にどう応えたのか
組織改革に向けて、熱意を持って取り組み始めた人は多いでしょう。 しかし、「〇〇をすれば、必ず組織がよくなる」といった特効薬はありません。新しい取り組みをすればするほど、社員からの反発にあい、打ちのめされてしまうなんてことも。...
View Article代表取締役と社長って、別物なんです—— 取締役の役割からみえた、公明正大な組織のあり方
サイボウズでは、取締役候補を社内で募集。立候補した17人全員が取締役に就任しました。 しかし、多くの人にとっては「そんなに増やして大丈夫なの?」「そもそも取締役って、なに?」という印象でしょう。 株式会社に取締役を置く理由、「代表取締役社長」といった肩書きの意味、サイボウズが取締役を社内募集した経緯など……。これらの事柄について、「ほぼ無職」を自称する地主恵亮さんにわかりやすく取材いただきました。...
View Article「兼務の選択肢がなければ、サイボウズを辞めていたかも」──他部署での新たなチャレンジを支える仕組みとは?
畑違いの分野への異動が不安なら、スモールステップで体験する「兼務」を 今井 社会人3年目となり、いまの仕事にも慣れてきたのですが、今後のキャリアについてはまだまだ漠然としていて……。特にサイボウズは、自分で異動先を選べるので、キャリアをより広げるために、ほかの分野への挑戦をしたいです。実は……人事に興味があって。 今井...
View Article隠さないから、格差ない組織に──日経新聞広告「隠すのって疲れません?」の意図をサイボウズ青野に聞いた
「隠すのって疲れません?」 6月29日に日本経済新聞に掲載した広告のメッセージです。「情報を隠さないことで、情報の格差をなくす」──。なぜいま、こんな広告を打ち出したのか。サイボウズ代表取締役社長の青野慶久に聞いてみました。 情報が共有されずにモヤモヤしている若者をなんとかしたい 編集部 なぜこのタイミングで「隠すのって疲れません?」のメッセージを出そうと思ったんですか?...
View Article「プロジェクトが終わってほっとした」は要注意。実は燃え尽き症候群のサインかも?
もし仕事中ケガをしてしまったら。おそらく消毒して包帯を巻くか、ひどい場合は救急病院に駆け込むでしょう。では、その傷が肉体的なものではなく、精神的なものだったらどうでしょうか? 職場でストレスを感じたり、急にやる気がなくなったりすることは誰にでもあります。でもそこから、自分が「燃え尽きそうになっている」ことに気づくのは難しいものです。...
View Article部下に怖いと思われるのは、「等身大の自分」を分かち合えていないから。リーダーはケアの気持ちを示そう
多くのリーダーは、チームで成果を出すことが求められています。そして、仕事を円滑に進めるために、チームメンバーにアドバイスをします。 しかし、よかれと思ってアドバイスをしているにもかかわらず、メンバーとの間に距離が生まれたり、メンバーの自由な発想が出にくくなったりすることも。...
View Article多様性はビジネスにもプラスなのに、なぜ取締役会の顔ぶれは変わらないのか
※この記事は、サイボウズ式編集部 Alex Steulletがサイボウズ式英語版「Kintopia」に寄稿した記事「We Know the Business Case for Diversity, so Why Are Boards of Directors so Homogeneous?」の翻訳です。...
View Article持続可能な会社には、利益よりも「権限と責任の分散」が不可欠です──自然経営 武井浩三×サイボウズ 青野慶久
「経営方針は、取締役が管理すべき」。現在、多くの株式会社は、こうした考えのもとで経営されています。 しかし、グローバル化が進み、企業の競争も激化するなか、いままでの組織のあり方では企業を維持できない、と感じている人も多いのではないでしょうか?...
View Articleサイボウズを退職して1年半。仕事も生活も「割り切らずに生きてみよう」と決めたら、人生とても楽しくなった
「サイボウズを退職するけれど、決してさようならではない。距離感が変わるだけ」 2020年の3月、そんなことを言って、私は5年間正社員として勤めていたサイボウズを退職しました。月日が過ぎるのは本当に早いもので、それから1年半弱の時が経ちました。ありがたいことに、上記の言葉の通り、私はあいかわらずサイボウズと「業務委託」という形でお仕事をご一緒しています。...
View Articleサイボウズの「全員取締役化」どう思いました?──株式市場の専門家・東証にきいてみた
取締役を社内募集したサイボウズ。2021年3月28日の株主総会で、立候補した17人全員を取締役に選任しました。その中には新卒1年目の社員もおり、企業統治(ガバナンス)の新たな形として反響を呼びました。 一方で「そんなふうに取締役を選んで大丈夫なの?」「サイボウズが目指す、会社のあり方がよくわからない」という不安や疑問の声もあります。...
View Article性別や出身地に配慮するのって「特別対応」? 働きやすい職場に必要なのは、優しさではなく知識
少数派の人たちが「透明人間」になっている? 入社1年目が抱いた違和感 徳 そもそも「ダイバーシティラ部」はどのような経緯で立ち上がったのでしょう? 早川 2018年の秋から冬にかけて、当時入社1年目だった同期の中で、「サイボウズの多様性にはまだまだ課題がある気がするんだよね」「どう思う?」「なんかちょっとモヤモヤする……」といった会話をしていたんです。...
View Articleいつ終わるんだろう、自粛生活……。スイス出身シロクマと妄想するコロナ後の日常
Kintopia編集長のアレックスです。スイスの公共機関などでの数年間を経て、日本のIT企業のサイボウズに転職しました。規制が厳しく動きの遅い組織から、猛烈なスピード感のベンチャーの世界になじむのは大変です。 日本で働く外国人は、めずらしく、とても目立ちます。それはまるで、オフィスで働くシロクマ(Polar Bear)のような存在です。...
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