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仕事って、しんどい!スイス出身シロクマの「仕事しんどいあるある」

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アレックスです!スイスの公共機関などでの数年間を経て、日本のIT企業のサイボウズに転職しました。規制が厳しく動きの遅い組織から、猛烈なスピード感のベンチャーの世界になじむのは大変です。

日本で働く外国人は、めずらしく、とても目立ちます。それはまるで、オフィスで働くシロクマ(Polar Bear)のような存在です。

今回は、サイボウズ式10周年特集「 ひとりじゃ、そりゃしんどいわ」にちなんで、「仕事のしんどいあるある」をお届けします。

※この記事は、Kintopia掲載記事「The Bear and Tear of Normal Office Life―Polar Bear in an Office Chair (Episode 8)」の抄訳です。

オンライン会議、しんどい!

4人のメンバーがオンライン会議に参加している。部長「今期の取り組みについて議論できればと思います。」 10分後。 上司「なんとかかんとか〜〜」 アレックス頭の中で「まだ話してる......。」 20分後。上司「ほにゃらららら〜〜」アレックス頭の中で「めっちゃ話すやん......。」 30分後。上司「なんたらかんたら〜〜」 アレックス頭の中で「これいつ終わるの?」
40分後。上司 「うんぬんかんぬん〜〜」 アレックス頭の中で「誰か止めてくれないかな?」 上司頭の中で「なんで誰も話に入ってこないんだろう?この40分間ずっと僕が話してるのに......。誰か助けて!」
アレックス
アレックス
コロナ禍を経てすっかりおなじみになったビデオ会議。でも、発言のタイミングって難しいですよね?
誰かが質問やリアクションしてくれないと、不安になってしまったり、一方的なおしゃべりが続いてしまってしんどいです……。

想いが届かなくて、しんどい!

給与明細を困った顔で眺めるポーラ「交通費が支払われてないわ。まあそんな大きな額でもないしな......。」 会議中に困った顔で話している人を見つめるポーラ「あの人、話長いなあ。私も言いたいことあるのに!
オフィスにて。同僚「新しいプロジェクトのリーダーを任されたよ! ポーラ「(私がなるはずだったのに......。)おめでとう......。」
カフェでアレックスと話すポーラ。アレックス「仕事はどう?」 ポーラ「もう最悪!」 イラついた表情で話すポーラ 「給与明細はミスばかりだし、打ち合わせ中に発言はできないし、昇進につながりそうなプロジェクトはすべて承太郎に持っていかれるし......。彼はただ自信過剰なだけなのに!」 驚いた表情のアレックス「それはひどいね!会社の人に伝えたらなんて言ってたの?」 焦った表情で「ここのバーガーおすすめだよ!」と話を逸らすポーラと、呆れた表情のアレックス。
アレックス
アレックス
職場のがっかりする出来事や、モヤモヤは仕事につきものです。そんな話を会社の人に話す、って結構難しいですよね。まずは利害関係のない友人や、身近な第三者に話してみるのがおすすめです。

ただ、単なる愚痴で終わってもいいのですが、それでは課題は解決しません。未来の自分を助ける気持ちで、簡単なことから取り掛かってみましょう!

お土産を考えるのがめんどくさくて、しんどい!

パソコンの前で喜ぶアレックス「よし!帰省のためのフライトは予約できた!でも待てよ......。」
悩むアレックス「もし同僚に帰省することを伝えたら、みんなお土産を期待するよなあ。」 同僚のことを考えてみるアレックス 「ミナは甘いものが好き。ダンはしょっぱいものが好き。上司はヴィーガンだし......。大変すぎる!これはもう嘘をつくしかない。」
1週間後。オフィスにて。ダン 「アレックス、来週は休みを取って新しいエルデンリンゴのビデオゲームをするんだって?
」 後ろで話を聞いていたミナ 「え、そうなの?犬を飼うって言ってなかった?」 アレックス 「あ、いや、そのゲームの中では犬を飼うこともで......。」
横で話を聞いていたマキ 「あれ?私にはひいおばあちゃんが再婚するって言ってたじゃん!」 アレックス 「あのね、なんでもできるゲームで......。」
アレックス
アレックス
多様なメンバーと働いていると、好き嫌いもバラバラなのでお土産のハードルが一気にあがります。

ずっと家に居たって言う方が楽なのですが、旅行の写真をインスタに載せたくなるので難しいです……。

執筆:アレックス/マンガ:夕海/翻訳・編集:鮫島 みな

サイボウズ式特集「ひとりじゃ、そりゃしんどいわ」

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