サイボウズの開発本部がマネジャーをなくしてみた「いないと無理なら、またつくればいい」
サイボウズ副社長兼サイボウズUSA社長として、サンフランシスコで働いている山田理。若手マネジャーに向けた本の制作を進めていると、社内の開発本部から「マネジャー職をなくしました」という連絡が。 開発本部でマネジャーをしてきた岡田勇樹を呼んで、山田が詳しく話を聞いてみると、「承認は決める人が決まっていればいい」「部下の成長責任を、マネジャーが持たなくていい」といった、新しいマネジャー論が出てきました。...
View Article「ティール組織=全員が幸せになれる組織」とは限らない──主体性や自由がプレッシャーになる人もいる
サイボウズが目指すのは「チームワークあふれる社会をつくる」こと。その考え方と親和性の高いのが「ティール組織」という次世代組織モデルです。 働く人が幸福になり、なおかつ生産性が高くなるティール組織を今の時代に目指すには、何をすべきなのか。そもそもティール組織こそが「いいカイシャ」と言えるのでしょうか。...
View Article「管理職って別にいらなくない?」マネジャーを廃止した開発本部に、給与評価や異動の仕組みを聞いた
160人の組織でマネジャー職を廃止。マネジャーじゃなくなった人たちはどこへ? たくみ 「組織変更したら部長がいなくなりました」という記事を読みました。サイボウズの開発本部では「お客様に届ける価値を最大化すること」を目的に組織変更をした結果、マネジャー職を廃止されたそうですね。 岡田 はい。職種ごとのミッション達成を追うのではなく、各職種が連携できるような体制にしたかったんです。 たくみ...
View Article日本では「美学」を大切にしすぎるんですよね──「勝つこと」もいい組織に必要な条件
2019年5月 8日「ティール組織=全員が幸せになれる組織」とは限らない──主体性や自由がプレッシャーになる人もいる 不健康の辛さを知っていたから、「利他の精神」が身についた 青野 まずは、たくさんの方から来ていた「塚越さんのような経営者になるにはどうすればいいのでしょうか」という質問です。塚越さんは、今のような利他の精神や、社員の方々を家族だと思って大切にする考えをもともとお持ちでしたか? 塚越...
View Article上司の「信頼している」は余計なお世話。マネジャーは責任を取って任せるだけ
メンバーは思うように動いてくれないし、仕事をどの程度任せればいいのかわからない。マネジャーがどのように振る舞えばいいのか、正解はどこにあるんだろう。三越伊勢丹に勤める神谷友貴さんも、初めてのマネジャー業に悩んでいるお一人。 今回は、マネジャーに関する本を出版予定のサイボウズ副社長・山田理と神谷さん、そしてONE JAPAN発起人・代表の濱松誠さんを迎えて、マネジメントのヒントを探ってみました。...
View Article「理想の働き方」を見つけたいインターン生が、サイボウズ社員約500人を徹底的に調べてみた
「自分に合った会社を選びたい。でも、自分に合った働き方や会社がまだピンとこない……」 就職活動をするうえで、多くの学生がこのように考え、悩みます。サイボウズ式の記事を作るインターン生も、同じような悩みにぶつかる人がほとんど。 リモートワークや時短勤務、複業など、一人ひとりが自分に合った働き方を選択するサイボウズ。そんな環境にいるインターン生はこんなことを思いました。...
View Article「株価を上げたいなら、青野社長がTwitterをやめるべきです」──忖度一切なしで株主と議論してみた
経営者と株主で、一体感を持ったチームになりたい「そうだ、から騒ぎをしよう」 山田...
View Article「楽しく働けない諸悪の根源はマネジャーだよね」――いい加減、昭和のマネジメントを抜け出そう
「これからのマネジャー」について話すために集まったサイボウズ副社長・山田理と、現在マネジャーとして活躍する三越伊勢丹に勤める神谷友貴さん、そしてONE JAPAN発起人・代表の濱松誠さん。...
View Article「誰のせいにもしない」文化が、組織の多様化と問題解決を進めていく──熊谷晋一郎×青野慶久
「障害者」ではなく「万能ではない人のうちの1人」でいられるチームがあった 青野 慶久 今日は、熊谷先生と「多様な個性を生かす組織をつくるために大切なこと」をテーマにお話できたらと思っています。 熊谷 晋一郎 よろしくお願いします。まず、脳性麻痺の当事者である私自身の経験を、ご紹介したいと思います。...
View Article人に値段をつけるって怖いんですよ。だって、正しい値段なんてあるわけないんですから──わざわざ 平田はる香×サイボウズ 山田理
長野県東御市御牧原にある、小さなパンと日用品の店「わざわざ」。最寄りの駅から車で15分、歩くと1時間くらいかかります。店名の由来は「わざわざ来てくださってありがとうございます」という感謝の意から。...
View Article自由な働き方を実現するサイボウズで、グループウェアを禁止してみたら不安でたまらなくなった
「サイボウズはグループウェアを開発している会社だということを、学生にはあまり知られていないのではないだろうか」 そんな不安を抱えていた人事新卒採用担当の綱嶋さんは、サイボウズ式編集部で働くインターン生に相談してみました。 サイボウズに興味のある学生さんに「グループウェア」を知ってもらうにはどうしたらいいか。...
View Article会社から自由になるだけでは「脱社畜」とは言えない──大切なのは、自分の人生を歩んでいる実感を持つこと
現代は、会社と個人をめぐる価値観が変化しつつある時代です。これまでは、会社のために個人が犠牲になっても仕方がないという考えが支配的でしたが、これから大切になるのは、個人がよりよく生きるために会社を活用するといった視点です。...
View Article社員に嫌いな仕事はさせない。「嫌じゃない要素」を積み重ねれば、いい組織になる──わざわざ 平田はる香×サイボウズ 山田理
独創的な発想で新しい組織づくりに取り組む、小さなパンと日用品の店「わざわざ」を経営する平田はる香さん。サイボウズ本社にお招きし、これからのマネージャー像についての書籍を執筆中であるサイボウズ副社長の山田理と「新しい組織づくりやマネジメントを考える」をテーマに対談イベントを行いました。...
View Article「地方は仕事がない」は幻想でしかない――ひとりの力が地域に与える「複業×二拠点生活」の影響力
やりたいことがあっても、それが「いまとは違う場所」にもある。そんな現実を目の前にしたとき、都市部か地方、どちらかのライフスタイルを迫られ、立ちすくんでしまうかもしれません。 しかし、そのどちらか一方ではなく、都市部と地方を行き来する「二拠点生活」を送りながら、複数の仕事を持つ「複業」という手段を選ぶことができます。...
View Article地方での複業は「遠距離恋愛」とよく似ている──信頼できるパートナーとの「共創」が地域を盛り上げる
「憧れ」と「現実」は、必ずしもイコールではありません。だからこそ、憧れの地方での複業に踏み出したあと、思わぬ壁が立ちはだかるときだってあります。 そんなとき、ヒントにしたいのが、岩手と鎌倉を行き来する佐藤柊平さんと、熱海と東京を行き来する水野綾子さんの経験談。前編では、地方で複業を始めるためのステップについて、お伺いしました。...
View Article情報をクローズにする経営者は、凡人以上に天才を殺している──『天才を殺す凡人』北野唯我×サイボウズ副社長 山田理
かつて離職率28%のブラック企業だったサイボウズ。しかし現在は「働き方改革」を推し進める企業へと生まれ変わりました。そのけん引役を担ったのが、副社長の山田理です。 山田はこれまでのマネジメントや組織づくりの経験をまとめた書籍を、秋ごろに上梓する予定です。...
View Article「あれっ、複雑な単語よりカジュアルな会話の方が理解できないぞ?」────スイス人が日本の会社で思うこと
2018年の11月にサイボウズに入社したアレックスと申します。スイス出身です。よろしくお願いいたします。...
View Articleサイボウズが自社製品のバグに懸賞金を出す理由って?──バグハンター合宿に密着取材してきた
「100万円のバグを見つけました!」 サイボウズが主催する「バグハンター合宿」なるイベントに参加して、1時間足らずの出来事だった。あまりに簡単に100万円という金額が飛び出たので、人生ゲームの紙幣くらい軽く感じてしまった。 それと同時にバグハンターたちの技術力の高さと脅威の両方を知ることになった……。 文:megaya 上の青枠の文章だけは別人が書いています。...
View Article【はじめに:全文公開】初のサイボウズ式チーム本「未来のチームの作り方」を出版します
サイボウズ式編集長の藤村です。6月28日に書籍『「未来のチーム」の作り方』(扶桑社)が発売されます。 この本では、わたしがサイボウズ式の立ち上げに始まり、編集長としてサイボウズ式のメディア運営やチーム作りに携わってきたことを書きました。...
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